やまさと保育園 インタビュー

温かみのある内装

やまさと保育園園長・後藤さんインタビュー

Q. この学び場に込めている思い

母が、この園の前身であるベビーホームを1971年に立ち上げた頃に私が生まれました。
小学4年生のときにこの園ができたので、ここは第二の家のようでした。
小さい頃から保母さんが夢で、現場で働きたいと思っていました。
あまりにここが身近だったので、一度離れて、別の場所でシュタイナー教育などについて学んだ時期もありました。
それから客観的にやまさと保育園を見直して、やっぱり戻りたい、ここを守りたいと思いました。
この園で15年保育士をしていて、主任を経たのち、園長をさせていただくことになりました。
やまさとは認可保育園なので、市の決まりや、多様な保護者のニーズとのバランスも必要です。
保護者の方々の納得を大切にしながらも、大事なことは伝え続け、色々な工夫をして、大切なことを守れるようにしてきました。
これまでずっと、温かい雰囲気、目に見えないもののちから、そしてたくさんの人やものに助けられてきました。
そうしたことへの感謝を、これからも大切にしていきたいです。
そして、必要なことはよりよく変えながらも、次代に引き継いでいければと思っています。

保育者(クラス担任)・鈴木さんインタビュー

Q. この学び場に込めている思い

もともと保育士として入園し、その後、自分の子どももこの園でお世話になりました。
この園は、木のおもちゃや室内の雰囲気、そして先生たちが、とても優しく温かいと思います。
保育園は、子どもたちにとっては第二の家庭だと思うので、お父さん・お母さんの次に安心・信頼できる場・大人であるように心がけています。
みんな自分の子どものように思いながら、第二のお母さんのように、常に子どものことを考えて惜しみなく愛を注ぎ、見守ったり、スキンシップを取ったりしています。
園の創立者である理事長のエネルギーや子どもへの想い、そして「お世話させていただいている」という考え方に触れ、保育士としてだけでなく、人間としても成長できた気がします。
自分の子どもも、大切な幼児の時期の根っこの部分を育ててもらったと感じています。
この園で働いて、喜びをもって子どもと接する考え方を学びました。
これからも、この考え方を大切にして、一人一人大切にお世話をし、喜びをもって仕事をしていきたいと思います。

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