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札幌トモエ幼稚園  インタビュー

子どもも親も一緒に通える

保護者(子ども5歳、1歳半)インタビュー

Q. なぜこの学び場を選んだのですか?

自分自身が卒園生で、すごく楽しかった記憶がありました。
幼稚園の先生になりたくて進学しましたが、トモエをイメージしていたので、一般の園との違いにびっくりしました。
発表会の練習などを強制をしたり、大人の都合・目線で指導をしたり……
それで、自分の子を通わせるならトモエがいいと思い、こちらに通うことにしました。

車で40分と遠いので、近所の友達を作った方がいいかなとも思いましたが、自分が不自由しなかったし、むしろトモエでのつながりが大人になっても続いているので、こちらに決めました。

Q. この学び場のよいところは?

実際通ってみると、子どもにとってはよかったのではと思います。
親としては、遠いことで大変なこともありますが、助けてくれる人もいるので、頑張りすぎないでやれています。
下の子も、毎日一緒に来て過ごしています。
ぱっと見は、金額も高くて無理だと思う人も多いかもしれませんが、何を基準にして選ぶかだと思います。
一度ちょっと見に来て欲しいなと思います。

保護者(子ども7歳、3歳、0歳)インタビュー

Q. なぜこの学び場を選んだのですか?

実家が北海道で、結婚して沖縄に住んでいましたが、里帰り出産中にトモエを知りました。
地元でも色々な園を見ていましたが、ここは他にはない場の力を感じ、母子留学という形でトモエに入園しました。

Q. この学び場のよいところは?

トモエのすごさは、いつもありのまま受け入れてくれるところです。
スタッフが、子どもに対して余計なことをせず、子どもが自分で気がついて行動するのを待っていてくれます。
本人の感情を無視した指導が全くなく、子どもの気持ちをとっても大事にしてくれます。
自分の気持ちとずれた表現をしていると、自分に対する信頼がなくなっていくので、自分の気持ちに正直でいさせてもらえるのはとても大切だと思います。
それが生きる力につながり、たくましく育つのではないかと思います。

この学び場に興味がある保護者へのメッセージ

また、子育てをしていると、自分の成長が求められますが、1人では無理だと感じていました。
でも、ここなら成長を支えてくれる誰かがいます。
今は、女性が男性のように、子育てでも競うことを求められていて、あなたはそれでいい、というのを抑圧されている気がします。
強く育てるとかではなく、共感してあげるだけでいいと、この園で気づきました。
女性性の素晴らしさを伝えていきたいです。

卒園生保護者(子ども16歳、11歳)インタビュー

Q. なぜこの学び場を選んだのですか?

北海道出身で、結婚して札幌に住んでいました。
上の子が0歳のときに新聞記事でトモエを知り、0歳のときから来始めて、すぐに入園を決めました。
来る日数をどんどん増やして、2歳からは毎日通っていました。

Q. この学び場のよいところは?

子どもがすごく自然体で、本来あるべき姿で過ごせていると思いました。
私自身も、ここでの生活を心から楽しむことができました。
かまどでパンを焼いたり、売店をやったり、お母さん同士で語り合ったり……
子育てが初めてでも、お母さん同士の色んな情報が自然に入ってきていました。
お母さん同士でぶつかり合ったりすることもありましたが、そのおかげで、自分も人も尊重するということを学びました。
夫も、月1回の家族デーを体験して、考え方が変わりました。
今も、私1人で遊びに来たり、子どもも学校帰りに立ち寄ったりしています。

Q. どんな場面で子どもの成長を感じましたか

卒園後は、ここで色んな人に刺激を受けて育ったおかげか、今も常に仲間と一緒にいます。
決まったグループではなく、色んな人と仲良くしています。
相手の状況を否定せず、最初仲良くできなくても、1人1人時間をかけて向き合っているようです。
親からこうしなさいと言ったことはありませんが、自分から行動しています。

保護者(子ども 1歳、年中)インタビュー

Q. なぜこの学び場を選んだのですか?

もともと東京で保育士をしていました。
上の子が2歳のときに、自然が多いところを探してここを知り、東京から引っ越してきました。

Q. この学び場のよいところは?

ここでは、子どもも自分のことは自分で決めることができ、好きなことに集中して楽しめます。
皆で一緒にやる活動も、参加してもいいし、しなくてもいいというのがいいなと思います。
異年齢の子もいっぱいいるので、さりげなく小さい子の面倒を見てくれたりします。
兄弟や親戚が少なくても、そうした環境で過ごせるのが嬉しいです。
子どもも、色んな価値観があることを理屈なく感じているようです。

下の子も、1ヶ月の頃から毎日一緒に通っていました。
やはり、色んなお兄ちゃん・お姉ちゃんに声をかけてもらえます。
「抱っこしてもいい?」というのを、親ではなく本人に聞いてくれます。
子どもたち自身が、小さい子でも尊重してくれるのが素敵だと思います。

園長 木村仁さんインタビュー

Q. この学び場に込めている思い

15歳くらいの頃から、「自分とは何なのか」「人間とは何なのか」「何のために生きているのか」を考えていました。
クリスチャンになって、聖書から人間が神にどう対応して生きてきたかを学び、25歳で神学校に入りました。
30歳で牧師になったとき、赴任した教会の付属幼稚園の園長になり、子どもたちの面白さを知りました。
3~6歳の子どもを観察するなかで、母親の影響がとても大きい年代だと気づき、母親の精神衛生がとても大切だと気づきました。

そこで、人間に関わる全ての学問を独学で勉強し、全国の幼稚園や学校を見て回りました。
日本では地域社会が崩壊して人間が育たなくなったと感じていたので、共同体・コミュニティについても研究し、アメリカの共同体も体験しました。

40歳でキリスト教から離れて、たくさんの方から寄付を受けて、トモエを設立しました。
子どもは周りの環境から100%影響を受けて育つので、母親の精神衛生と地域社会の安定が大切だと思いました。
「自分を愛するように人を愛する」ことが大切と言いますが、まず「自分を愛する」がないといけません。
自分がいい状態だと、人ともバランスが取れた人間関係が築けるようになります。
そうした、基本的な思いやりや優しさの基礎が養われていれば、世代を超えて受け継がれ、それが平和につながります。

また、感受性を育てるのは自然しかないと考え、山の中という環境も重視しています。
自然の中に入って、主体的に楽しめる環境があれば、心が豊かになります。

幼い頃から、そうした自然体験と、皆で助け合って生きる人間関係の中で、豊かな生活を送れる場がトモエです。
トモエは、教育の場ではなく人間探求の場・生活の場であり、職業ではなく、生き方そのものだと思っています。

将来は、世界中の若者を集めて、総合的な「人間研究」ができる施設を作りたいです。
また、小児科や出産施設も併設できたらいいなと思っています。

スタッフ 宮武大和さんインタビュー

Q. この学び場に込めている思い

園長の娘さんと大学の同級生で、トモエの日曜日のファミリーデーに何人かで遊びに来たことがありました。
心にひっかかるものがあって、何度か来るうちに、大学の勉強よりも子どもに関わることが心地いいことに気づきました。
そこで、保育の免許を取り、大学を卒業してからスタッフになりました。

自分の子どもの頃を思うと、自然の中で、大人の干渉を受けないで好きに遊んでいました。
また、小さなコミュニティがあり、その人間関係の中で育っていました。
これからの子どもたちも、そういう経験ができたらいいなと思いました。

今の社会では、子どもらしさが認められにくくなっている気がします。
例えば、大人は危ないことを全部排除しようとしがちですが、子どもは何が危ないかを経験したことからしか学べません。
それは子どもの羽を飛べないように切っちゃうようなもので、大人になってから飛べないと嘆くのは無責任だと思います。
トモエでは、大人が見守っているところで飛べる経験を積むようなやり方をしています。
ここまではできるんだと子どもも自分で分かるし、大人も子どもを信じることができます。
子どもが子どもらしい時期を経験できる環境を作りたいと思っています。

スタッフ米澤 正人さんインタビュー

Q. この学び場に込めている思い

もともと幼児教育をやりたくて、学生の頃に、園長の前の園を見に行きました。
子どものためにと色々な遊びを考えていったのですが、子どもが皆自分でやりたいことを持っていて、用意した遊びは全くやらせてくれませんでした。
子どものイメージが全く変わって、「これだ!これが本当の子どもだ!」と思いました。
その園のスタッフになり、園長がトモエを立ち上げるときに一緒にこちらに来ました。

子どもは、何もできないから調教するというのは間違いで、生きている年数が少ないだけで、とても思いやりがあります。
自分らしく生活して、お互いのその人らしさを受け入れる姿を見ていると、人間が皆こう振舞えたらどんなに幸せだろうと思います。
トモエでは、子どもに与える・教えるではなく、子どもたち自身を感じさせてもらったり、学ばせてもらうことが多いです。

また、お母さんたちが成長するための場の意味合いが、年々強くなっていると感じます。
お母さんがいい状態であるのが、子どもにとって一番大切です。
大人になって自分を変えるのは難しいですが、ここでは色んな人に理解してもらい、支えてもらえます。
子どもから、本当の人間を学ばせてもらえる場だと思っています。

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