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南アルプス子どもの村小学校・中学校 インタビュー

明るく温かみのある木造校舎

子ども(小3)インタビュー

Q. 君にとって、この学び場ってどんな場所?

私は、去年サマースクールに行って、あまりにも楽しかったので、お父さんとお母さんにお願いして、去年の四月に南アルプス子どもの村小学校に転校しました。
プロジェクトは、クラフトセンターにしました。クラフトセンターで楽しい事は、おもちゃづくりとべんりなものづくりです。(略)
南アルプス子どもの村小学校のいいところはたくさんあります。
一つは、ミーティングやプロジェクトで、いろいろなことをみんなで話し合います。
とくに震災ボランティア委員として、被災地のために募金をしたり、毎日のおやつをへらして集めたお金を送ったりしたのがよかったと思います。
もう一つは、みんなで話し合って、お出かけに行ったことです。どこに行きたいか、みんなで意見を出し合ってきめました。アイスを食べたり、川であそんだりして、とても楽しかったです。
それから、べん強が楽しくできます。きそ学習では、じっけんをしたり、おもしろいプリントをやったり、紙で作ったロボットでおすもうをしたりしています。
ほかには、おやつが一日に二回出たり、大人がみんなやさしくて、いろいろなことができるので、私は、休みの日がいやなくらい学校が大好きです。

★きのくに子どもの村学園発行の「子どもとともに笑う きのくに子どもの村の二〇年を語る」から引用

子ども(小4)インタビュー

Q. 君にとって、この学び場ってどんな場所?

ぼくが南アルプス子どもの村にきて、いちばん楽しかったことは、いっぱいあるけど、その中でもとくに楽しかったことは、クラフトセンターでゆうぐをつくったことです。
さいしょの太くて四角いはしらをきるのはたいへんだったけど、あしばをつかって、はしらをくむのはすごく楽しかったです。
そして3月11日、ゆうぐがかんせいして、ゆうぐのいちばん上にのって、みんなできねんしゃしんをとっていたら、じしんがおきました。しんど5のゆれだったけど、ゆうぐはこわれなかったので、がんじょうだなとおもいました。
それから南アルプスのいいところは、ふじさんがきれいにみえて、さらにまわりの光がすくないから、よるになるとほしがよくみえます。
きのくにやかつやま、きたきゅうしゅうにもいきたいけれど、ぼくは南アルプスにきてよかったなと思っています。

★きのくに子どもの村学園発行の「子どもとともに笑う きのくに子どもの村の二〇年を語る」から引用

学校法人きのくに子どもの村学園/学校法人北九州自然学園学園長・堀さんインタビュー

Q. この学び場に込めている思い

両親が教員で、母親が僻地校に勤務しており、よく一緒に遊びに行っていました。
それがきっかけで僻地教育に興味を持ち、大学で研究するうちに、ニイルと出会いました。
デューイ研究の有坂先生や、ニイル研究の島田先生に師事し、ニイルとデューイを研究して修士論文を書きました。
その頃から、学校を作りたいとずっと思っていました。
80年代に、白根開善学校や自由の森など、新しい学校を作る動きが広がりました。
そこで、自分たちも84年に「新しい学校を作る会」を立ち上げました。
白根などが高校中心であるのに対し、高校からでは遅い、もっとはじめからいい学校ができないのかということで、小学校作りを目指しました。
それも、「あるべき姿の普通の学校」として作りたいという想いから、必ず認可を取ろうと決めました。
85年に、サマースクールなどを行う「山の家」を立ち上げ、子どもを集めながらスタッフの力をつけていきました。
しかし、開校は92年になってしまったので、山の家からの子は開校に間に合わなかった子も多かったです。
それでも、間に合った子と新しい子たちで、1~6年生合わせて90人でスタートすることができました。
12年に20周年を迎え、設立当初やりたかったことを実現できていると感じています。
卒業生も、これまで12人が学園の先生になってくれました。
いいマンネリといえる安定感を持ちながら、大胆な試行錯誤も止めずに、普段の実践を深めていきたいと思っています。
子どもたちが、「自分は自立している」「自分は本来の自分である」と思えるようになる学校でありたいです。
そして、自分自身であり続けることができる人間を育んでいきたいと思っています。

教師/南アルプス子どもの村小学校・中学校校長・加藤さんインタビュー

Q. この学び場に込めている思い

もともと、家庭や学校の状況によって子どもの心身の状態が変わることに興味があり、臨床心理士を目指していたときもありました。
堀先生の考えに出会って、学校が人を変えていく力があることに気づき、学校づくりがしたい、本物の教育を知りたいと思うようになりました。
15年以上きのくにで先生をやらせてもらい、南アルプスが設立された際にこちらに移りました。 20年以上の歴史があるきのくにに対し、南アルプスは今年で4年目。
すべてを真っ白からスタートできるのが、とても贅沢だと思っています。
たとえば、全校ミーティングの雰囲気づくりにも3年かかりましたが、学校づくりに関わっている意識が持てることは、子どもたちにとってもラッキーだと思います。
一方で、きのくにの卒業生は今31歳で、卒業生が堂々と人生を歩んでいるのをたくさん見ることができます。
「昔ミーティングが退屈だったけど、今になって大切さが分かった。色んな人がいることを許し、認められる自分を育ててくれた」といった、卒業生たちの話を色々聞けます。
だから、先生たちも自分たちがやっていることに確信を持てるし、今問題のある子がいても、きっと大丈夫と思っています。

教師/南アルプス子どもの村中学校数学担当・牧野さんインタビュー

Q. この学び場に込めている思い

ニイルの存命中から、サマーヒルの教育に関心がありました。
堀さんと40年来の知り合いで、ニイル研究会で共に研究をしていました。
私立学校の教師をしていましたが、定年後に堀さんからお誘いいただき、研究してきた教育を実践したくてこの学校へ来ました。
ここは少人数で、とても贅沢な環境だと思います。
プロジェクトを通して、その中で教科の学習をやるのですが、一人一人が自分の個性を出して、やりたいことをやっているので楽しいです。
私も生徒と一緒になって楽しんでいます。
これからも、何ができるか楽しみです。

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