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フリースクール 小山おるたの家 インタビュー

縁側のカウチはいろんな使い方が可能

子ども(12~15歳)インタビュー

Q. 君にとって、この学び場ってどんな場所?

何かをしなきゃいけないということがないので、学校と違って気分が楽でいられる。
学校に行かなくなってから家にいるしかなかったけれど、おるたの家なら他の子もいてゲームもできる。

この学び場に興味がある子へのメッセージ

おるたの家のメンバーはおるたーと呼ばれ、みんな個性的です。
ゲームだけじゃなく、タブレットや漫画もたくさんあるし、毎月のおるたゴーでは好きなところに行けます。一緒に楽しみましょう。

保護者(娘12歳)インタビュー

Q. なぜこの学び場を選んだのですか?

小学校4年生の秋頃から学校への行き渋りが始まりまして。
1日中言われたことだけを言われたようにやり続けねばならない環境や、長所を伸ばすのではなく短所を克服することばかり繰り返されることに、娘は息苦しさを感じているようでした。

以前からおるたの家さんは知っていたのでここでお世話になりたかったのですが、最初は夫になかなか受け入れてもらえず、その後も1年間は学校に通い続けました。

ただ、ここに体験で来た時に娘はかなり安心できて楽しかったようで、何度も何度も「おるたに通いたい」と話すので最後はここに決めました。

「学校か、フリースクールか」ではなくて、「娘が安心して楽しく過ごせる場所はどこか」と考えて決めましたね。

Q. 不安は無かったですか?

今まで、学校にいかなくても立派に生きている人たちにも出会っていたので「学校に行かなかったら娘の未来はどうなってしまうんだろう」という不安はあまりなかったです。

けれど、ゲームをしている時間が長く、その点は少しもどかしさもありましたね。

ただ、NHKの番組に子育てカウンセラーとして出演していた内田良子さんの「ゲームがあることで、生きていられる子どももいる。ゲームは、命のビート板です。」という言葉に衝撃を受け、実際に娘を見ていると納得させられる部分もありまして。

今は、ゲームどうこうではなくて、「好きなこと」が子どもの心や命を支えることもあるんだなと思って娘を見守っています。

Q. どんな場面で子どもの成長を感じましたか?

おるたの家に来てから、娘が暴れることがかなり少なくなりました。

以前は「明日も学校に行かないといけない」というストレスが溜まりに溜まっていたのか、弟に対して理不尽なことをして当たったり、母親である私自身も娘と何度も衝突して発狂してしまいそうなほどイライラしてしまうこともあったんですが……

おるたで楽しく過ごせる時間ができてから、かなり心も落ち着くようになりました。

スタッフさんからは「年下の子達にも優しく寄り添って、とても慕われているお姉ちゃんですよ」と話して頂けたりと、おるたに来てから母子ともに心がほっとする時間が増えました。

この学び場に興味がある保護者へのメッセージ

子どもの将来のためにも、楽しく毎日過ごせることを優先してみませんか?

地獄のようにつらい日々の中では、何かを頑張ろうとしたり、将来を思い描くことはできないと思うんです。

逆に、楽しさを追求することは、結局「何かを頑張ること」に繋がるし、自分の意思で頑張った時って、身につくものがたくさんあるはずです。

1日1日を楽しく過ごすことの積み重ねの先に、子どもの未来があるんじゃないでしょうか。

スタッフインタビュー

Q. この学び場に込めている思い

私は元々塾講師として働いていたのですが、30歳の時、デンマークにあった16歳以上の大人向けの学校「フォルケホイスコーレ」に入学して1年過ごしました。

その学校は、卒業したからと言って何かの役に立つわけではないし、資格が取れるわけでもない。

なのに、様々な国からたくさんの大人たちが自分の意思を持って学びに来ていたんです。

そこでの体験を通して自分の視野が大きく広がり、また、忙しい日本での生活を離れることで「余白」の大切さを実感しました。
 
学校でも社会でも言えることですが、目の前の与えられた選択肢しか見えていないと、例えば受験や就活で失敗した時、本当はそれ以外にもいろんな生き方があるのに人生を諦めて命を絶とうとしてしまう人もいますよね。

そんな時でも、もっと広い視野で、自分自身で新たな選択肢を見つける視点を持てる人を育てる為に、おるたの家では「余白」を大切にしたいなと思っています。

Q. この学び場に興味がある親子へのメッセージ

フリースクールに行く人たちは、「学校に絶対に行かないといけない」という壁を突破した人たちだと思うんです。

今でもいろんな職業があり、これからも想像できないほど多くの職業が生まれていきます。世の中に出ればたっくさんの生き方がある中で、子ども達の歩み方が限定されるのは、とてももったいないことのように感じます。
1つの学校だけに縛られずとも、学校の外側にもたくさんの可能性があると思います。
 
楽しいことを優先・尊重して生きていく道もあると思います。いつでも気軽に来てくださいね。

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