かんかんむら幼児園 インタビュー

原っぱでダンス

保護者(年長/卒園生)インタビュー

Q.どのようなきっかけ・経緯でこの園を選んだのですか?

長男は3月生まれということもあり、年少から幼稚園に行くことはあまり考えていませんでしたが、ある時案内を見つけて読んでみると、年少児クラスは週に2~3日と書かれていたため、見学に行きました。
そこで、右田先生やかんかんむらの子どもたちに出会い、ほのぼのとした空間に一緒にいると、とても居心地がいいなあと感じました。
長男の様子をみていたら私と同じように感じているようでしたのですぐに入園することに決めました。

Q.この園に通って、お子さんにとってよかったなと思うのはどんなときですか?

三人とも、かんかんむらで「あなたは あなたでいいのよ」とずっと見守っていただいているおかげで、自分のことを大事に思える子どもに育っていると感じるときです。

Q.この園に通って、ご自身にとってよかったなと思うのはどんなときですか?

先生方やまわりのお母さんたちと、助け合いながら一緒に子育てをする中で、母親としての成長ができて、子育てが楽しくなったなあと思うことです。

代表者/園長・右田さんインタビュー

Q.どのようなきっかけ・経緯でこの園の代表になったのですか?

1996年、「溢れる情報に惑わされずに子育てしたい」という母親達が集まり、自主保育グループ「かんかん村」をはじめました。
はじめは母親の当番制による預けあい保育を行っていましたが、その後子ども達をより丁寧にみていけるように、専任の保育スタッフを増やしていき、現在の「かんかんむら幼児園」になりました。
設立当初からのメンバーということもあり、自然の流れで代表を務めることになりました。

Q.子どもたちのために、どんなことを大切にしていますか?

お母さん、お父さん、そして保育者が、「みんなでみんなの子を育てている」という感覚を持つ事。
その中で子どもは安心して育っていけるのではないいかと思っています。ゆっくりと、一日一日を。

Q.これからやっていきたいことや、より力を入れたいことはどんなことですか?

懇談会などで子育ての悩みなどをもっと気軽に出し合えるようにしていきたいです。
そしてみんなと話したことを心にとめて、それぞれの家庭に持ち帰り、子どもたちや家族、そして自分と向き合っていく。
そしてどうなったのかをまたみんなに話し、伝えていく。
そういう子育て環境ができていったらいいなあと思っています。
そして我が子の成長だけでなく、みんなの子どもの成長を認めたり、喜んだりしながら、「みんなでみんなの子を育てる」という感覚を共感しあっていける場を広げていきたいです。

保育者/くり組(年長クラス)・藤原さんインタビュー

Q.どのようなきっかけ・経緯でこの園の保育者になったのですか?

3年間、娘がかんかんむらに通い、卒園してから、保育の手伝いの依頼があり、始めました。

Q.日々の保育において、どのようなことを心がけていますか?

・一日の子どもたちの様子を保育者間で共有すること
・目の前にいる子どもをよく見て感じること

Q.この園で、子どもたちはどんな様子で過ごし、育っていますか?エピソードなどを教えて下さい。

この園は、子どもたちにとって安心して過ごせる場所だと思います。
一日の中で子どもたちは、にぎやかに楽しむ時と、静かに集中する時があります。
卒園前の子どもたちが、ある製作をしている時、各々、自分の作っている物にぐっと入り込み、静かな時間が流れていました。
さすがにお昼になったので、「そろそろお昼だから一旦ここまでにしましょうね」と声をかけると、「えっ お腹なんか空いてないよねえ」 うんうん と頷き合う子どもたち。
持てる力を発揮して存分に楽しむ、満ち足りた表情の子どもたちと過ごす、贅沢な時間です。

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