森のようちえん めーぷる保育園/もあな保育園 インタビュー

見つけて、触ってみる

保護者(お子さん3歳)インタビュー

Q. なぜこの学び場を選んだのですか?

子どもができて、家が近かったので話を聞きに行ったところ、コンセプトがとても自分の考えに合っていました。
食材も生活クラブのもので安心だし、山田先生のお話は理想に近かったので、生まれる前から「絶対ここがいい!」と決めていました。

申し込みができるようになってすぐにしたので、6ヶ月から預かってもらうことができ、仕事に復帰しました。
こんな小さいうちから預けちゃってどうかなとも思いましたが、ブログ(※1)の写真を見ても、家では見たことないくらい、楽しそうに生き生きしています。

報告ノートも、とても詳しく様子を書いていただけます。
保育参観では、普段よりたくましい姿を見ることもできました。
この園に通うことができて、本当にありがたいと思っています。

※1 子どもたちの様子を報告する、めーぷる保育園のブログ。

保護者(お子さん3歳/4ヶ月)インタビュー

Q. なぜこの学び場を選んだのですか?

上の子はアルゼンチンで生まれて、2歳7ヶ月まであちらで育ちました。
その後、夫の転勤で日本に来ることになり、急いで保育園を探しました。
色々な園のHPを見て見学もしましたが、めーぷる保育園のHPにある「みんなちがってみんないい」という言葉に、「なんかよさそう!」とピンときました。
さっそく見学を申し込んだところ、対応がとても親切で、説明も、まず保育理念からだったので感動しました。

一般の保育園は、持ち物とかルールから説明されたので…
勉強を強要はしたくなくて、外でのびのびたくさん遊んで欲しいという思いがあったのと、先生たちが「子ども中心」という姿勢でやっているのはここしかなかったので、決めました。

食事に気をつけてくれているのも嬉しいです。
連絡ノートもしっかり書いてくださるので様子が分かりますし、こちらの書いたこともしっかり読んで下さり、コミュニケーションが取れている感じがします。

子どもも、この園に来て落ち着きました。
3歳からはめーぷるキッズにお世話になるつもりです。

NPO法人もあなキッズ自然楽校 理事長・関山さんインタビュー

Q. この学び場に込めている思い

畑や田んぼもたくさんある地域で育ち、子どもの頃は裏山や沢でよく遊んでいました。
畑の野菜を勝手に取って農家の人に怒られたり、地域との色々な関わりがありました。
大学時代にカヌーと出会って大自然に魅かれ、ニュージーランドの国立公園でガイドとして働きました。

一方でパタゴニアに勤め、環境イベントの担当などをするうちに、「環境を守る」というのは、物質的な自然の保護だけでなく、次の世代へのメッセージも大切だと考えるようになりました。
ニュージーランドでは、日常的に家族で自然の中に出かける習慣がありました。
学校の科目として勉強するよりも、こうした幼少~青年期の健全な体験が、未来を守りたいという想いにつながるのではと思いました。
そこで、子どもたちにフォーカスした活動をしよう!と決めました。

日本人としてのアイデンティティに立ち返って帰国し、子どもを対象とした様々な活動をしました。
そのうちに、めーぷる保育園と出会って連携するようになり、3歳以降の場としてめーぷるキッズを作り、めーぷる保育園が満員になったのでもあな保育園を作り……と、場が広がっていきました。

Q. この学び場に興味がある親子へのメッセージ

もっと定員を増やして欲しいと言われることもありますが、子どもの内側を読み取れるのに適切な人数や、空間的なゆとりを大切にしています。

一番大切にしているのは、子どもが「実体験」から学べることです。
色んな環境や状況に順応すること、自分だけではできないことを仲間と助け合うこと……
こうした体験のためには、管理しやすい限られた空間だけではなく、ドアの外に飛び出すことが必要だと思います。

私たちの園は街中にあるため、地域の様々な資源を保育に活用しています。
自然体験はもちろん素晴らしいと思っていますが、それだけにこだわらず、地域を掘り下げてみることも大事だと思います。
自然、そして社会の中での実体験を通して、生きる上で大事なことを子どもたちに伝られればと思っています。

10周年記念のインタビュー動画もご紹介します

もあな保育園10周年記念 from Koichiro Akashi on Vimeo.

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