きのくに子どもの村小学校・中学校

《和歌山県橋本市》

ニイルのサマーヒルが原点の自由な学校

「まず子どもを幸福にしよう。
すべてはそのあとにつづく。」
これは、私たちが大切にしている、A.S.ニイルのことばです。
当学園では、子どもたちは自分の好きなテーマの「プロジェクト」を選び、異年齢混合で体験学習や基礎学習をしていきます。
テストも宿題も、一方的な授業もありません。
全校ミーティングで子どもたちがいろいろなことを話し合ったり、寮で共同生活をするのも大きな特徴です。
子どもたちが毎日元気いっぱい、いろいろなことに挑戦する、自由で楽しい学校です。

  • 住所:  和歌山県橋本市彦谷51
  • 対象年齢: 小学1年生~中学3年生
  • クラス・定員:  縦割り制で小学校5クラス・中学校5クラス/各クラスの人数は年により変動
  • 子どもの数: 約180人
  • 運営: 学校法人 きのくに子どもの村学園
  • 公式サイト: http://www.kinokuni.ac.jp

基本方針は自己決定・個性化・体験学習

基本方針は、自己決定・個性化・体験学習です。
子どもたちは、さまざまなテーマの「プロジェクト」を選び、それを中心として毎日いろいろなことに取り組みます。
ものづくり、農業、料理、演劇…多彩なプロジェクトには、「工務店」「きのくにファーム」「おもしろ料理店」など楽しい名前がついています。
基礎学習も、基本的にプロジェクトの中で学びます。
本やドリルの勉強よりも、実際に作ったり調べたり、行って見て体験する活動が中心です。

「一人ひとりがみんなと自由に」

クラスでは毎日、全校でも週1回のミーティングがあり、いろいろなことを話し合います。
大人は「先生」ではなく、さんづけやあだ名で呼びます。
子どもたちは通学か寮かを選べます。寮の子は週末だけ帰宅します。
寮では1部屋に数人の共同生活で、生活のルールもミーティングで決めていきます。
「一人ひとりがみんなと自由に」
これが、私たちのテーマです。

自然豊かな学びの環境

市街地から車で山の中へ分け入ったところに、学校はあります。
木造の校舎と校庭を、子どもたちがプロジェクトで建てた小屋や遊具が囲んでいます。
見学など学校の外に行くことも多く、修学旅行や海外研修では4泊5日~2ヶ月も出かけます。

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