東京賢治シュタイナー学校

低学年授業風景

《東京都立川市》

日本に根ざした小・中・高一貫のシュタイナー教育

当校は、小中高一貫のシュタイナー学校です。
子どもの成長段階に合わせたカリキュラムは、その年齢の子どもたちが持っている力、その時伸びようとしている力を生かして学ぶことができます。12年間の学びを通して、自分の能力を思う存分生かして、自分と世界とをしっかりつなげて生きていける人間へと成長していくことを願っています。まさに生きる力を育む「自由への教育」を目指しているのです。

  • 住所:  東京都立川市柴崎町6-20-37
  • 対象年齢: 小学生・中学生・高校生
    ※乳児向けに「つめくさ保育園」、幼児向けに「幼児部 たんぽぽこどもの園」も運営しています。
  • クラス・定員:  各学年1クラス×12学年/各クラス定員約20名
  • 子どもの数: 175名(2020年時点)
  • 運営: 特定非営利活動法人 東京賢治の学校
  • 公式サイト:  https://www.tokyokenji-steiner.jp

宮沢賢治の思想を拠り所に

「世界としっかりつながる」というシュタイナーの考え方は、宇宙・自然・他者とつながる「共生の精神」を唱えた宮沢賢治の思想とも通じます。
宮沢賢治を拠り所にすることで、シュタイナー教育を、日本の風土・文化に根差したものにしたいと考えています。
学校生活でも日本の季節の行事を大切にし、学びの過程では、お能や狂言を取り入れることもあります。また、岩手県小本地方に伝わる民舞『中野七頭舞』は1期生から踊り継がれ、学内だけではなく、地元の代表的なお祭りで毎年披露させていただいています。

様々な芸術授業と実践的授業

芸術的な授業(水彩・音楽・手仕事等)と、体験を重視した実践的授業が、低学年から高等部まで続くのが特徴です。
例えば、3年生の米づくり、4年生家づくり、小学部高学年からは自然体験学習に取り組みます。高等部では毎年3週間の農業実習・測量実習・職業実習・福祉実習などの実践的な学びが用意され、体験を通してより実生活と結びついた人間を育んでいきます。
さらに、高等部では、 毎年ドイツのシュタイナー学校からの講師による授業もあり、交換留学も活発に行なっています。

親が学び、親が支える学校

当校は、「大人の自己教育の場」でもあります。
親(大人)のための講座が開かれ、多種多様な仕事や関わり方で、親が活動しています。
親と教師が信頼しあい、学び合い、協働できる関係を作っているのです。
共に豊かな学びの場を創ろうとしている親の姿勢を見て、子どもは無意識に学びの大切さ、学びの深さ、学びの尊さを感じ、学ぶことの大きな意味を見出していきます。

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