うめの森ヴァルドルフ子ども園

季節の歌と身体を動かしながら遊ぶ

《愛知県名古屋市》

シュタイナー教育を行う幼稚園

当園は、ルドルフ・シュタイナーの人間観に基づいた幼児教育をしています。
7歳までの子どもに大切なことは、健康な体を作ることと、意志を育てることです。
そして将来、子どもたちが本当に自分がやりたいことを見つけ、それに向かって行動でき、いきいきと自由に生きていけるようになることを目指しています。

  • 住所:  愛知県名古屋市名東区梅森坂1丁目1103番地
  • 対象年齢: 満3歳~6歳
    ※0~3歳の未就園児向けに、親子で参加できる「未就園児クラス」「うめママサロン」も定期的に開催しています。
  • クラス・定員:   縦割り1クラス/定員27名
  • 運営:  NPO法人 うめの森ヴァルドルフ子ども園
  • 公式サイト: https://www.umenomori.org

模倣と手本

子どもは周囲で起きていること全てを良きものとして、全く疑うことなくうちに取り込みます。そして模倣をしながら成長していく存在です。
この幼児の特性を常に考慮し、大人は良い手本になるように振舞います。
言葉によって理解させるのではなく、大人の行為によって方向付けをし、子どもの意志を育てるようにしていきます。
遊びの中でも、充分に模倣衝動を体験できるよう配慮します。
子ども達は物事を教え込まれていくのではなく、生活の中の体験を通してたくさんのことを獲得していきます。

大きな家庭のように

子ども園は3歳から6歳までの子どもたちが一つのお部屋で過ごす、いわゆる縦割り保育で、大きな家庭のようなあり方をしています。
その中で大きな子どもは小さな子どもに対して面倒を見てあげたり、小さな子どもは大きな子どもに憧れを持ったりします。
たとえある子どもが一人っ子であったとしても、このような大家族の中で本当の兄弟姉妹のような関係ができてきます。
ゆったりとした繰り返しの生活リズムと、細部までこだわった温かみのある木造園舎で、子どもの心におうちのような安心感をもたらすことも大切にしています。

運営の考え方

子ども園では、子どもにとってよりよい環境を築いていくために、ここに関わる大人が学び、活動することを大切にしています。
運営の在り方においても、シュタイナーの思想を学びつつ、よりよい園にするように心がけています。
日常の運営は、在園保護者が分担して協力しながら行います。
総会は年1回行われ、予算・決算、事業計画等、運営のうえで特に大切な事柄が取り上げられます。
総会で選出された運営委員は運営委員会を構成し、長期的なヴィジョンに立ち運営を考えていきます。

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