《鳥取県八頭郡智頭町》
里山で学ぶ。自分で学ぶ。
新田サドベリースクールは、面積の93%が森林となっている鳥取県智頭町の豊かな自然が残る新田地区をフィールドに、子ども達の主体性を尊重した教育を目指す学び場です。
スクールに関することは大人・子どもの立場に関係なく全て対等に話し合い決定します。
人や自然ととことん向き合う中で、心で感じ、頭で考え、身体で覚える。そんな時間を重ねる場所です。
- 住所: 鳥取県八頭郡智頭町西谷627 とんぼの見える家
- 対象年齢: 6歳~22歳
- クラス・定員: クラス特になし・20名
- 子どもの数: 約15名(2020年度時点)
- 運営: 特定非営利活動法人 智頭の森こそだち舎
- 公式サイト: http://shindensudbury.org
子どもの学ぶ意欲を信頼する
新田サドベリースクールは、子ども達は生きていく上で必要のある事を自分で学んでいく事ができると信じています。
生徒達の日々の活動や学習に優劣などの判断を加えずに、その時々の生徒達の「やりたい」「知りたい」に寄り添います。
学びの形は様々で、友達同士で学びを深めて行くことも、年齢関係なく自分よりその事象に熟達した人に教わることも、自分自身でどんどん学んでいくこともあります。
自分たちで、学校をつくる
ここでは、大人や子どもや年齢に関係なく、全ての人が対等に1票を持ち、全ての物事を対等に話し合い決めていきます。
例えば自分の意に沿わない事が起きた時、どんな子でも自由に提案・意見をして、オープンな場で話し合います。
自分の意見を発信する力、周りの意見を尊重し協働していく姿勢が育まれていく環境があります。
豊かな自然も1つの教材
面積の93%が森林という智頭町ならではの環境にあり、自然と触れ合う機会が身近にあります。
春は山菜を採って天ぷらにしたり、夏は川に飛び込み泳いだり、秋は栗や木の実を拾ったり、冬は身体全体で雪遊びを楽しんだり、季節ごとに体験できる事も変わっていきます。
決まりきったカリキュラムではなく、日々変わる自然が、生徒達が向き合い学ぶ教材の1つになっています。