《兵庫県西宮市》
自然や人と調和し、自分らしく生きていく力を
森のようちえんさんぽみちは、園舎を持たない野外保育のようちえんです。
雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、自然の中で一日を過ごします。
保育者は、手や口を出しすぎず、子どもが自分から主体的に動くのを待ち、見守ります。
自分らしさを大切にしながらも、自然や人と調和し、共に生きていく力をはぐくむこと。
それが、さんぽみちが目指す野外保育です。
- 住所: 主に兵庫県西宮市 甲山森林公園・甲山教育キャンプ場とその周辺の森・川など
- 対象年齢: 3歳~6歳
※未就園児親子クラスあり - クラス・定員: 24~30名程度(各クラス8~10名)
- 子どもの数: 26名(2020年度)
- 運営: NPO法人ネイチャーマジック
- 公式サイト: https://morinoyouchien-sanpomichi.jimdofree.com/
自分で遊びを見つけて楽しむ
さんぽみちでは、毎日自然の中に出かけて遊びます。
場所は自然豊かな甲山森林公園が中心で、現地集合・現地解散です。
道具や遊具は使わずに、自然にあるものだけで遊ぶという約束があります。
一見何もないところでも、毎日変化があり、子どもたちは自分で遊びを見つけて楽しんでいます。
多様性や変化に富んだ自然に、柔軟に対応していく体験は、どんな環境でも楽しめる力につながります。
多様な人と関わる力を養う
週1日は野外料理の日で、子どもたち全員が役割を持って仕事をします。
年長さんになると、自分たちだけでマッチを擦って火を起こし、お米を洗ってご飯を炊きます。
また、年長さんだけの4泊5日のキャンプやスキーキャンプなどもあり、大きな成長の機会になります。
下の子たちは、その姿に憧れて成長していきます。
縦割りクラスで、異なる年齢の仲間と遊ぶことで、多様な人と関わる力を培います。
豊富なノウハウをベースに
さんぽみちは2020年で開園10年目を迎えました。
自然の中で幼児に向き合ってきた、野外保育の経験豊かな保育者が、日々子どもたちを森へ連れていきます。
保護者は、年3回のファミリーキャンプや親子登山などで、自然体験や交流の機会があります。
卒園後も、小・中・高校生まで参加できるキャンプがあり、体験や交流を継続できることも、さんぽみちの特徴です。

参考:
森のようちえんとは?